ダニ対策の方法について。布団から湿気を逃しこまめな掃除機掛け

ダニ対策の方法について。布団から湿気を逃しこまめな掃除機掛け

ダニ対策として、布団乾燥機や防ダニスプレーなどもありますが、今回は日常でできるダニ対策についてご紹介します。

布団には湿気がこもります。
その、湿気をこもらせたままにしないようにするだけでも、ダニの繁殖をおさえることができるんですよ。
布団乾燥機の熱で駆除できればよりよいかもしれませんが、布団を敷きっぱなしにしないようにするという意識だけでも、立派なダニ対策ですよ。

今回は、ダニについてしっかりと知り、その上で、日常の中でできるダニ対策をご紹介します。

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ダニ対策をする前に。布団に潜むダニを知ろう!

ダニ対策をする上では、ダニはどのように退治や対策ができるのかをしっかりと理解する必要があります。

まずは、正しいダニの退治や対策法を知ることから始めましょう。

布団に多く潜むダニ、このダニを退治、対策をするためには3つの工程が必要となります。

  • 1つめは、ダニの弱点をついて「死滅」させることです。
    ダニ退治をする上で大切なことは、死滅させることです。
    生きているダニは、掃除機で吸ったところで取り除くことができません。
    そのため、まずはダニの弱点をついて死滅させることから始めましょう。
  • 2つめは、死滅したダニを「吸引」することです。
    ダニが死滅したら、掃除機等で吸引します。
    ダニの死骸は、アレルギーの原因にもなりますので、掃除機で隅々まで取り除く必要があります。
  • 3つめは、ダニ予防グッズでダニの繁殖を「予防」することです。
    ダニは1度退治しても、予防をしなければすぐに増えてしまいます。
    ダニ退治を何度も繰り返すことのないよう、予防グッズを取り入れてしっかりと対策をすることが大切です。

ダニの種類について

上記でもご紹介したように、ダニ退治や対策をする上では、ダニについてしっかりと理解することが大切となります。

そこで、こちらでは、布団に潜むダニの種類についてご紹介します。

ダニの種類について

ダニには、食品等に潜むダニや畳やカーペット、布団等に潜むダニなど、様々な種類のダニがいます。

中でも、布団に潜むダニはダニ全体の約9割にも上り、その多くは「チリダニ」と呼ばれるダニです。

  • チリダニとは?
    チリダニとは、ダニ全体のうち約8割を占め、布団に多く潜んでいます。
    また、チリダニはアレルゲン物質を持つダニで、チリダニの死骸や抜け殻が体内に入り込むことで、湿疹やかゆみ、鼻水などのアレルギー症状を発症し、小さなお子さんほどアレルギーの影響を受けやすいと言われています。
    基本的には、噛まれたり刺されたりといったことなく、先述したような死骸や抜け殻が原因となります。
    一方で、布団に潜んでいるダニの中には噛むタイプのダニ「ツメダニ」もいます。
  • ツメダニとは?
    ツメダニは、チリダニ同様に布団の中を好むダニです。
    チリダニとの大きな違いは人間に噛み付くことです。
    チリダニは、死骸や抜け殻で人間に害を及ぼしますが、ツメダニは、噛み付くことで湿疹やかゆみ等のアレルギー症状を発症させます。
    また、ツメダニは直接噛まれることで症状が発症するため、ダニアレルギーの有無に関わらず症状を発症するのが特徴です。

ダニ対策は日常の中で対策をし、こまめな換気で布団に湿気を残さないこと

ダニ対策には、布団乾燥機などが効果的なのは理解していても、価格を考えると即決!とはいかないこともあると思います。

そこで、まずは日常的にできることからダニ対策を始めてみましょう。

まず初めに、ダニはある一定の条件にならなければ繁殖することはありません。

一定の条件とは?以下の通りです。

  1. 温度 20度~30度
  2. 湿度 60%以上
  3. 環境 カビやホコリ、食べ物カス等

ダニ対策をする上で大切なポイントは、上記の条件を整わせないことです。

温度はどうすることができないにしても、湿度と環境は、生活する上で対策をすることができるはずです。

ダニ対策法としては、こまめな掃除と換気が大切です

  • ホコリや食べ物カスは残さないように、頻繁に掃除機をかける
  • 湿気が残りやすい布団は定期的に天日干しする
  • 布団を敷きっぱなしにしない
  • 室内に湿気が残らないように、外の空気を通すようにする

日常で生活する中で出来ることをするだけでも、ダニの繁殖は充分に抑えることができます。

まずは気軽にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

ダニ対策として、一番効果的なのは布団にこまめに掃除機をかけること

「ダニの種類について」の欄でご紹介しましたが、布団に潜むダニの約8割は、チリダニと呼ばれるダニです。

そんなチリダニの特徴は、死骸や抜け殻が原因で人間に害を与えるということ。

生きているダニは、基本的に掃除機で吸い取ることができません。
しかし、死骸や抜け殻は掃除機で取り除くことが可能です。

そのため、掃除機のかけ方や掃除機をかける頻度によっては、布団に潜むダニの多くを簡単に取り除くことが出来るのです。

そこで、布団のダニ対策に効果的な掃除機のかけ方や、掃除機をかける頻度についてご紹介したいと思います。

ダニ対策をする上での掃除機をかける頻度

基本的には、5日に1回はかけるようにしましょう。

ダニは、たった2ヶ月程度の生涯で3~4回程度脱皮を繰り返します。
脱皮をする度ダニの抜け殻は増え、気付いた頃には、掃除機では取りきれないほどの数になるでしょう。

そういった状況を防ぐ上でも、定期的な掃除機を心がけ、ダニが増殖しないようにすることが大切です。

ダニ対策をする上での掃除機のかけ方

掃除機をかける際のポイントは、ゆっくりと掃除機を動かすことです。

ダニは、布団の繊維にしがみつき、いつも通りの掃除機のかけ方ではダニを吸引することはできません。
そのため、なるべく長く布団に掃除機を充てることを意識し、より長く吸引させることが大切となります。

掃除機に布団専用ヘッドをつけると最強!

ダニ対策やダニのお掃除に大活躍する布団クリーナーですが、少々値が張ることから、購入を踏みとどまる方もいらっしゃると思います。

そんな方には、布団専用ヘッドがオススメです。

布団専用ヘッドの用途は、布団クリーナーと同様です。

使い方はとっても簡単!

持っている掃除機の先端部分を取り外し、布団専用ヘッドを取り付けるだけ。
後は、いつも通りに掃除機をかけるだけで、ダニのお掃除ができてしまいます。

また、この布団専用ヘッドはメーカーにもよりますが、安ければ千円程度から購入することができます。

自宅にある掃除機を使ってダニ対策やお掃除ができてしまうため、安価でダニ対策をしたい!と考えている方にはオススメです。

ダニ対策は、正しい知識と正しい掃除方法を覚えておくことが大切です。

それさえ覚えていれば、高価なダニ用掃除用品を揃える必要はなく、日常的に家にあるものでダニ対策を行うことができるのです。

ここで身につけた知識と正しい掃除方法を生かし、家族やお子さんをダニから守ってあげましょう。

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