ダニ対策に『ダニ取り〇〇シート』3つの種類をご紹介

ダニ対策に『ダニ取り〇〇シート』3つの種類をご紹介

ダニ対策シート『忌避タイプ』と『誘引タイプ』についてご紹介します。

また、シートを敷いただけでは完全なダニ対策とは言えません。

ダニが一番大好きなものって知っていますか?
答えは『湿気』です。

湿気・除湿対策をしなければ、いくらダニ対策としてシートを敷いても効果は期待できません。

湿気や除湿対策を行いつつ、寝具を清潔に保ち、さらにシートで対策をとるということになりますね。

ダニに対してはイロイロな対策がありますが、どのような対策も『除湿』と『清潔』の上に成り立つものです。

それでは、ダニ対策シートの解説と、ダニが居心地良いと感じさせない空間の作り方をご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

部屋を片付けるコツ!片付けが苦手な人でも上手に片付をする方法

部屋の片付けが苦手で、いつも部屋が散らかっている人もいるのではないでしょうか。そんな片付け下手の人で...

押入れの掃除。最低年に1度は行いましょう。カビ対策と片付け

押入れの掃除、してますか? 押し入れにモノを収納しっぱなしにしておくと、いつの間にやらカビが発生し...

掃除の頻度は?赤ちゃん家庭の掃除頻度と育児中の掃除術

赤ちゃんがいるご家庭で悩むのが、掃除の頻度。 ほこりが気になるから毎日掃除機をかけたいけど、掃除機...

掃除の基本。部屋を掃除する順番とキレイを保つコツについて

掃除の基本。 部屋を掃除するのに順番ってあるのでしょうか? 掃除をしても、キレイになった、片...

壁のヤニを掃除する方法。しつこいヤニ汚れをキレイにするには

壁のヤニ掃除についてご紹介します。 ヤニの元を断つことが一番ですが、今すぐにやめても、壁につい...

拭き掃除の道具の中でも便利なものをご紹介!ラクになります

フローリングの床は拭き掃除した方がよいとわかっていても、雑巾で拭くことが面倒で後回しになってしまうと...

【部屋の片付け方】どこから始めるかその決め方について徹底解説

いつの間にか汚くなってしまった自分の部屋。片付けた方が良いとわかってはいても、どこから片付ければいい...

酸性とアルカリ性を混ぜる効果とは?掃除に使う時のコツと注意点

掃除でよく使われる成分に「酸性」と「アルカリ性」がありますが、この2つの成分を混ぜるとどうなるのか、...

ワックスをかける前の床の掃除方法とワックスがけのコツ

フローリングの床にワックスをかけようとしているのであれば、その前にしっかり準備しないときれいな仕上が...

カーペットの掃除にスチームを使用する場合の効果とメリット

テレビのコマーシャルなどでよく見かけるスチームクリーナーですが、カーペットの掃除に使用してみたいと考...

庭の草むしりを簡単に行うためのコツと便利な道具を紹介します

庭付きの一軒家に憧れて購入したものの、手入れをしないうちに雑草だらけになってしまった人も多いのではな...

大掃除は何日かかる?大まかな掃除の流れとやり方をご紹介

大掃除はだいたい何日かかるものなのでしょうか?平均的には、このくらいの日数で終わらせる人が多いようで...

シンクの排水口のぬめりを解消するための重曹の使い方を解説

シンクの排水口は掃除しないとぬめりができてしまい、触りたくないと考える人も多いでしょう。 しか...

ダニ対策には布団乾燥機&掃除機コンビで!どちらかだけではダメ

ダニ対策には布団乾燥機でダニを退治した後に掃除機をかけるという作業まで行わなければ、ダニを退治したり...

鏡の掃除・頑固な水垢を綺麗に掃除する方法と水垢汚れの予防方法

お風呂場の鏡に付着した頑固な水垢汚れは、なかなか綺麗に掃除することができません。 水垢汚れを綺麗に...

スポンサーリンク

ダニ対策シート。ダニを寄せ付けない『忌避タイプ』

まずはじめにご紹介するのが、ダニが嫌がるニオイによってダニを寄せつけない『忌避タイプ』と呼ばれるダニ取りシートです。ダニはミントやハーブ系のニオイが苦手なので、その習性を利用して、ダニを近づけたくない場所にシートを貼ることにより、ダニを繁殖させにくい環境を作ることを目的として使われます。

忌避タイプのシートには主に植物由来の天然成分が使われているため、お子さんのぬいぐるみやまくらなどの、とくに殺虫剤を使いたくない場所でのダニ対策に適しています。ただし、ダニを寄せ付けないことを目的としてはいますが、ダニを捕まえたり駆除することは出来ませんので、ダニ自体は別の場所に逃げてどこかに潜んでいると考えた方が良いでしょう。あくまでも、ダニを寄せつけたくない場所にピンポイントで使うのがオススメです。

さらにこの忌避タイプのダニよけには、布団やクッションなどの布製品に吹きかけて使うスプレータイプもあります。

ダニ対策!シートにダニをおびき寄せる『誘引タイプ』

忌避タイプよりも効果的にダニを駆除出来るのが、『誘引タイプ』のダニ取りシートです。さらに誘引タイプのシートは『粘着タイプ』『乾燥タイプ』の2つの種類に分けることが出来ます。

  • 粘着シートタイプ
    ダニが好むニオイでおびき寄せ、生きたまま粘着シートで捕獲するタイプは、布団やカーペットなどの奥に潜むダニも捕獲することが出来るので、ダニ対策としては非常に有効です。ただし、商品によっては粘着力が不十分なものもあるため、ホームページやパッケージなどを参考に、なるべく信頼のおけるデータが公表されている製品を選ぶことをオススメします。
  • 乾燥タイプ
    同じ誘引タイプでも、生きたダニを粘着シートで動かなくさせる方法とは別に、捕獲したダニを特殊な素材を使って脱水状態にさせることによって乾燥させて、ダニを駆除する製品もあります。その他の種類よりもコストはかかりますが、その分だけより確実にダニを駆除する効果が高いです。

どちらも布団やカーペットなどの下に設置するだけなので、ダニ対策の手始めにオススメです。

ダニ対策にシートを併用すると効果的

ダニは高温多湿を好み、とくに室温20~30℃で湿度60~80%の条件下で最も繁殖しやすいと言われています。

家庭内でもとくにダニが繁殖しやすい布団やマットレスなどの寝具類も、湿気を含んだ状態のままにしていると、ダニの温床となりやすいので、きちんと水分を除去することがダニ対策の第一歩となります。

人間の体温と寝ている間にかいた汗により、布団の中は湿気が溜まりやすくなります。ダニが繁殖しにくい環境にするには、定期的に布団を干してこもった熱と湿気を逃がす必要があるのですが、なかなか頻繁に干すことは難しいですよね。

布団を干す代わりに除湿シートを使うことで、効果的に水分を吸収してくれるので、梅雨時などの布団を外干し出来ない時期にもあると便利です。

ベッドマットレスの下に敷いて使う場合は、頻繁にシートを干す手間を考えると、給水量の多いタイプを選ぶと良いでしょう。敷布団の下に敷いて使う場合は、もう少しお手頃なタイプを使って、こまめに干すという方法もあります。

ダニ対策として、布団やカーペットにこまめに掃除機を掛けましょう

残念ながら生きているダニは、ほぼ掃除機で吸い取ることが出来ません。ですが、ダニの死骸やフンなどをそのまま放置していると、喘息や皮膚疾患などのアレルギー症状を引き起こしかねません。布団に掃除機をかけることにより、それらのアレルゲンを除去することも、ダニ対策としては非常に有効だと言えます。

ダニが多く潜む布団には、専用のクリーナーや掃除機ノズルを使用するに越したことはありませんが、それらを忘れた頃に時々使うくらいなら、普段お使いの掃除機をこまめにかけた方が、より効果は高いでしょう。また、カーペットや絨毯も同様に、出来るだけこまめに掃除機をかけることによって、ダニが繁殖しづらい環境を作ることが重要となります。

掃除機をかける際は、なるべくゆっくりとヘッドを動かします。縦方向にかけ終わったら今度は横方向と、時間をかけて念入りに掃除していきます。

掃除機によるダニ対策とともに、忘れてはならないのが布団カバーやシーツを定期的に交換することです。週一回程度は洗濯することで、ダニのエサとなるフケや皮脂汚れを溜めないようにしましょう。

ダニ対策にはとにかく『清潔空間』

畳やフローリングの床にホコリが溜まっていると、さらにダニが繁殖しやすくなりますので、ホコリを溜めないことも立派なダニ対策と言えるでしょう。そのためには、出来るだけ毎日掃除をして、室内を清潔に保っておく必要があります。

初めにいきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気によって空気中にホコリが舞い上がってしまうため、まずは掃除機を掛ける前に、フローリングワイパーやモップを使って床のホコリを取り除きます。この作業が終わったら、掃除機の出番です。先程取り切れなかったゴミを掃除機で吸い取りましょう。とくにカーペットや絨毯は念入りに。

ホコリがつきにくくなる裏技としては、柔軟剤を使った拭き掃除がオススメです。洗面器やバケツに水を張って、柔軟剤を数滴垂らします。雑巾やタオルを浸して硬く絞ったら、あとはそのまま水拭きをするだけです。
柔軟剤にはホコリを寄せ付けない効果があるので、静電気によるホコリがつきにくくなります。

清潔な空間を維持して、ダニを増殖させない環境づくりを目指しましょう。

日常の掃除のコツカテゴリの最新記事