仏壇を処分する時にかかる費用と手続きの流れについて理解しよう

仏壇を処分する時にかかる費用と手続きの流れについて理解しよう

住む人のいなくなった実家を整理する時も仏壇を処分するケースも増えているようです。
しかし、どんな手続きが必要なのか、またどのくらいの費用がかかるのか詳しく知らない人も方が多いのではないでしょうか。

今回は仏壇を処分する時にかかる費用と手続きの流れについて説明します。処分する前には必ず仏壇供養が必要になります。そのため、処分以外にお布施の費用もかかる場合があります。

また、処分した後でもお墓参りに行くことを忘れないようにしましょう。供養する気持ちを持ち続けることが大切です。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

畳の掃除の仕方。ダニが居心地のいい畳にしないためには

畳の掃除の仕方を知っていますか? 畳は天然素材のため、湿気を吸い込みやすいです。 また、編ん...

冷蔵庫の臭いの取り方について。掃除方法から驚きの方法まで

冷蔵庫を開けた時に臭いがすると、がっかりしてしまいますよね。 臭いの取り方として、まずは、冷蔵...

ダニの退治方法。まずは布団を清潔に保って。

ダニの退治方法を知りたい! 布団乾燥機やふとんクリーナーを使うのはとても有効ですが、その前に、...

玄関の掃除の仕方【タイル】ザラザラ・デコボコの汚れをキレイに

玄関の掃き掃除、毎日していますか? 玄関の掃除の仕方は意外と知らないものですよね。 ましてやタイ...

【シンク掃除のコツ】ピカピカにするための掃除方法を解説

使い始めの時はピカピカだったステンレスのシンク。時間が経つと水垢などの汚れによってどうしてもくすんで...

便器の黄ばみの原因を理解して、効果のある方法で落としましょう

便器の掃除をしても、黄ばみが落ちなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 まずは黄ばみの...

お風呂の水垢をクエン酸で落とす方法と落ちない場合の対処法

お風呂の汚れと言えば「水垢」が代表的ですが、掃除しても取れない場合もあります。 そんな時は「ク...

壁のヤニの落とし方は?効果的な洗剤と掃除方法・ポイントを解説

壁についてしまった厄介なヤニを、綺麗に掃除したいと考えている人もいるのではないでしょうか。 ヤニ汚...

大掃除の窓拭きは簡単に済ませる事が出来るやり方とアイテム

大掃除する場所リストには、窓の掃除も入っていますか? 窓が何枚もあったり、大きな窓の場合はちょ...

サーキュレーター掃除で分解できない時の掃除方法とそのポイント

サーキュレーターを分解して掃除をしようと思ってもなかなか分解できないし、どこまで分解していいのかわか...

部屋の換気時間はどのくらい?換気時間と正しい換気の方法

部屋の換気をしようと思っても、寒い冬場はあまり長い時間窓を開けておきたくないものです。 換気の効果...

浴槽のカビが取れないときの対処法やカビ取りのコツと予防対策

浴槽のカビが取れないときは、つい洗剤をつけてはゴシゴシとこすってしまいませんか? しかし、カビ取り...

一人暮らしの掃除機の頻度は?頻度が少なくてもOKな普段の掃除

一人暮らしで仕事が忙しいと、お家には帰って寝るだけ!掃除機をかける暇がない!そんな方もいらっしゃいま...

箒掃除のコツ!掃除場所や箒の種類によって掃除方法も変わります

店頭には最新式の掃除機が並んでいますが、あえて箒での掃除をおすすめします。 コツさえつかめば掃...

書類整理に便利な100均グッズとおすすめアイデアをご紹介

子供がいると幼稚園や学校から毎日のようにプリントが来て、きちんと整理できないママも多いのではないでし...

スポンサーリンク

仏壇処分の前に必要な仏壇供養にかかる費用について

仏壇を処分しようとする際、間違ってもいきなり解体して、地域のゴミ収集に出すという方法は取らないで下さい。

仏壇を処理する前に行うこと

仏壇供養という儀式が必要で、仏壇の中に宿った先祖の魂を天に返す意味があるそうです。これを行うことにより、仏壇は単なる「箱」になると言えるのだそうです。

仏壇供養にかかる費用は、「仏壇供養のお布施金額」と「仏壇本体の廃棄費用」の2つ

ここではまず、仏壇供養にかかるお布施の金額の相場について調べていきます。

お布施とは、仏事の際にお坊さんに対して渡す謝礼のこと。
仏壇供養の場合のお布施の相場は、だいたい10,000円~50,000円くらいで、この範囲で家庭でできる限りの気持ちを示せば良いということになっているようです。

あくまでも相場なので、宗教によっての上下はあるかと思いますが、経済的に余裕がない場合は少額でも問題ありません。

心配な方は、「他の方はどのくらいされているのか」と直接お坊さんに相談したほうが、お互いに後からトラブルになるようなこともなく安心して供養することができます。

仏壇を処分する時にかかる費用は依頼先によって違います

お布施金額の相場については先ほど述べた通りになりますが、次に「仏壇本体の廃棄費用」について説明していきたいと思います。

「仏壇本体の廃棄費用」は依頼先によって異なり、その費用もさまざまです。
費用相場については、一概にはお話できないのでそれぞれ確認して納得のいく金額の所にお願いするのが一番良い方法だと思います。

仏壇本体の廃棄を請け負ってくれる場所

寺院に引き取ってもらう

仏壇供養の後、そのまま引き取ってもらえるので、安心しておまかせできる方法の一つです。

仏具店に引き取ってもらう

仏具店に引き取ってもらう場合は、宗教の教派を気にすることなく依頼できる点がメリットですが、費用は高くつくことが多いようです。
古い仏壇の引き取りサービスを行っているお店もあるようなので、近くに仏具店がある場合は確認してみると良いでしょう。

地域の粗大ゴミに出す

地域のゴミ収集のルールによりますが、細かく分解されたものであれば、燃えるゴミや金属ゴミとして出せる場合があるようです。
粗大ゴミで出す場合には、大きさによって金額が異なりますので各自治体に確認が必要です。

仏壇処分を業者に依頼する場合の流れと費用について

仏壇の引き取りを専門に行っている業者も存在するようです。
業者に依頼するときには、ほとんどの業者が引き取りからのサービスになるようなので、依頼前に仏壇供養の儀式は済ませておきましょう。

仏壇の回収方法については、業者により異なりますが仏壇を宅配で送る場合が多いようです。
宅配業者が運んでくれるので、仏具を取り出しておくだけの手間で良いのがメリット。

ただ、専門の業者に依頼する場合にはトラブル防止のために、事前の費用確認など念入りに行う必要があるようです。

仏壇を処分する前に注意すること

仏壇本体を処分する時には事前に2つのことを確認しましょう。

仏壇の遺影はどうするか決める

仏壇の上に飾られていることの多い遺影ですが、仏壇供養に合わせて遺影の扱いに悩む家庭は多いようです。
「処分」する場合には、仏壇と同様にお性根供養が必要になります。供養が終われば遺影はただの写真になりますが、ゴミにするのではなく焚き上げをしてもらう方法が一般的です。
「そのまま飾る」こともできます。この場合はお性根供養は必要ないので、特に理由がない場合はそのまま飾っておくほうが良いかもしれません。

仏壇の引き出しの中身を確認する

仏壇の引き出しは、使っていた人にしか何が入っているかわからないものです。
そのため、引き出しの確認をしなければいけないということを、知らない人も多いです。引き出しの中には、亡くなった方の思い出の品が入っていることも多いです。
仏壇本体を処分する前には、忘れずにチェックしておきましょう。

仏壇を処分した後でも供養を忘れずに

流れに沿って仏壇を処分することができれば、ご先祖様もきっと、喜んでくれていることと思います。
しかし、家から仏壇がなくなったからといって、供養しなくてもよくなったというわけでは決してありません。仏壇がなくなり、毎日の供養ができなくなったからこそ、供養する気持ちはより一層強く持ちましょう。

お墓参り
仏壇処分後の一番いい供養方法がお墓参りです。
故人の命日やお盆、お彼岸、年末年始など、毎年決まった時期には家族でお墓参りをするようにしましょう。
また、お墓参りしてはいけない時期はありません。お参りをしたくなったらいつでもお墓に行ってご先祖様の供養をしましょう。

永代供養
お墓が遠くにある場合には、定期的なお墓参りは難しいので、お寺に供養してもらうこともできます。

手元供養
遺骨を手元に置く供養方法です。遺品などを手元に置くことも、立派な供養になるそうです。

仏壇を処分した後、大切なのは供養する気持ちを持つことです。供養する気持ちさえあれば、どんな方法でもご先祖様に届くことでしょう。

処分・リサイクルのコツカテゴリの最新記事