大掃除の際に神棚を綺麗にしたくても、神棚担当の旦那さんが仕事が忙しく、夜しか掃除する時間がないということもあると思います。
神棚を夜掃除するのは、なんだか神様に対して失礼な気もしますが、夜に神棚を掃除しても問題ないのでしょうか。神棚を掃除する場合の注意点とは?
いずれにしても神棚を掃除する場合は、大切に扱い気持ちを込めることが大切です。
注意しましょう。
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大掃除の際に神棚を綺麗にしたくても、神棚担当の旦那さんが仕事が忙しく、夜しか掃除する時間がないということもあると思います。
神棚を夜掃除するのは、なんだか神様に対して失礼な気もしますが、夜に神棚を掃除しても問題ないのでしょうか。神棚を掃除する場合の注意点とは?
いずれにしても神棚を掃除する場合は、大切に扱い気持ちを込めることが大切です。
注意しましょう。
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神棚の掃除をしようと思った時に、掃除をするのに時間帯は関係あるのかな?とふと疑問に思ってしまうこともあるでしょう。「神社にお参りに行くときは午前中が良いとか聞いたことがあるし、神棚の掃除は夜しか出来ないけど大丈夫かな?」なんて、心配はいりません。
神棚の掃除をするのに時間帯のルールはありません。時間を気にして掃除をしないよりも神、棚を綺麗に掃除したいという気持ちの方が大切ですから、夜にしか掃除が出来ない場合でも時間を気にせずに掃除しましょう。
掃除をする時間についてはルールはありませんが、してはいけないこともあるので、掃除をするときはその点について注意しましょう。
自宅にある神棚はなんとなく身近な感じがしてしまいますが、神棚というのは小さな神社だと思ってください。つまり、自宅の神棚も神様がいる神聖な場所ですので、身を清めてから掃除を始めるのが基本です。身を清めるというと、神棚掃除の前にお風呂に入る必要があるのか!?と思ってしまうかもしれませんが、そこまで大ごとではありません。神社に行った時はまず手水で清めますが、自宅の神棚を掃除するときも同じです。手を洗って口をゆすいでから掃除を始めましょう。
そして、神棚は掃除をしやすいように、供物や榊立て、宮型をテーブルの上などに移動して構いません。宮型をテーブルに直接置くのではなく、テーブルに綺麗な白い紙や布を敷いてその上に移すようにします。床に直接置くのはもってのほかです。
また、掃除の時に使う雑巾は使い古しや汚れている物は使ってはいけません。神棚の掃除には、神棚専用の布巾を用意してその布巾を掃除に使いましょう。毎回新品を用意しなくても良いですが、専用布巾が汚れて来たら新しい物に取り替えます。
掃除してはいけない日やその他の注意点を順にご説明していきます。
神棚を掃除する時間帯は関係ないというお話をしましたが、神棚の掃除の日付は注意しましょう。神棚の掃除は365日いつでも掃除して良い訳ではなく、適さない日があります。
神棚の掃除に適していない日は、12月29日と12月31日です。神棚の掃除が年末ぎりぎりになってしまっても構いませんが、この2日は避けてください。遅くても12月28日までに掃除をして、28日までに掃除出来ない場合は30日がラストチャンスということになります。
なお、どうしてこの日に掃除をしてはいけないのかというと、12月29日は「9」が「苦」と苦しむことを連想させ、「29」は二重に苦しむと特に縁起が悪いとされているからです。12月31日は年末も押し迫った最終日で、一夜飾りといって慌ただしく準備をすることが神様に失礼という考え方です。
12月29日と12月31日を避けたほうがいい事はわかったけど、逆に掃除をするのに適した日はあるのか?と気になりますが、特に掃除に良い日付というのはありません。実際は関係ありませんが、気になる方は気の持ちようで大安など吉日に掃除するのが良いでしょう。
神棚の掃除に必要な掃除道具は、神棚専用の雑巾(布巾)とはたき、半紙数枚、エアーブラシか柔らかい素材のブラシです。
神棚の宮型を綺麗な白い紙か布を敷いたテーブルの上に移したら、はたきで優しく埃を払います。移動させなくても掃除出来る場合は、そのまま掃除をしてもかまいません。なお、宮型は神様の家ですので、丁寧に優しく扱いましょう。
宮型の中にはお札が入っているかと思います。このお札は神様の仮の姿なので、宮型の中のお札を取り出す時は、半紙を口にくわえてお札に息がかからないようにしなければなりません。
大げさじゃないか?と思うかもしれませんが、もしも他人の息がフンフンかかったらあなたも不快ですよね?それと同じですので、お札に息がかかるのは失礼なことです。お札に触れているときは、息がかからないように半紙を口にくわえましょう。
取り出したお札は、テーブルの上に半紙を敷いてその上に置きます。
宮型の中や細かい装飾部分は、エアーブラシか柔らかい素材のブラシで優しく埃を取るようにします。全体を神棚用の布巾で拭き上げて掃除完了です。
神棚の掃除は大掃除の時にしかしていないという人も多く、中にはそもそも神棚の掃除をしたことがないという人もいます。しかし、神棚は神様の住まいなので、出来ればこまめに掃除して綺麗に保つようにしたいものです。
神棚の大掃除は年末だけでなく、半年に1回は行うのがお勧めです。そして、簡単に埃を払うだけでも、こまめに掃除をしましょう。はたきで埃を払うだけなら、あまり手間ではないので、他の場所の掃除の延長で出来そうですよね。
最後に、掃除とは関係ない事ですが、意外とやってしまっている人もいる神棚にやってはいけないことをご紹介します。
神棚に余計な物を置いている人もいますが、これはやめましょう。例えば、当選発表前の宝くじなどを置く人は多いですが、神棚はお願いごとをするのではなく、感謝をするための場所です。ですから、昇進の通知書などを一時的に置いて感謝を伝えるのは良いですが、お願いのために宝くじを置くのはやってはいけない事です。
また、うっかりやってしまいがちなことですが、神棚に足を向けるのもやってはいけない事です。神棚はリビングや和室にある家が多いと思いますが、家族団らん中に無意識に神棚がある方向に足を向けてしまっていませんか?神棚に足を向けるのはやってはいけない事なので、注意しましょう。
神棚を設置しただけで、全くお参りしていないという人はいませんか?出来れば毎日お参りして供物を交換したりなどする必要があります。毎日は難しいけど3日に1回なら出来るという場合は、自分のお参りルールを守るようにします。自分で設けたルールも守れない位にお参りを忘れてしまうようなら、神棚を下げることを考えても良いかもしれません。
神棚はこまめな掃除と定期的な大掃除をして清潔に保ちましょう。