掃除の勉強。
壁を掃除する方法をレクチャーします。
掃除したい壁の『クロス』をチェックしてください。
クロスではなく、土壁・珪藻土などを使用した壁の掃除方法はクロス張りの壁とは異なりますので注意してくださいね。
今回は一般的なクロス張りの壁を掃除する方法をご紹介します。
・くすみ汚れ
・手垢汚れ
・カビ汚れ
・ヤニ汚れ
どれも自分で汚れをキレイにすることはできます。
それでは、壁のクロス汚れを自分で掃除する方法を御覧ください。
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壁を掃除する方法をレクチャーします。
掃除したい壁の『クロス』をチェックしてください。
クロスではなく、土壁・珪藻土などを使用した壁の掃除方法はクロス張りの壁とは異なりますので注意してくださいね。
今回は一般的なクロス張りの壁を掃除する方法をご紹介します。
・くすみ汚れ
・手垢汚れ
・カビ汚れ
・ヤニ汚れ
どれも自分で汚れをキレイにすることはできます。
それでは、壁のクロス汚れを自分で掃除する方法を御覧ください。
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掃除をしているのに何だか部屋がすっきりしない、そう感じる時は壁やクロスが汚れているせいかもしれません。
では、なぜ壁やクロスは汚れてしまうのでしょうか。
もちろん小さなお子さんがいる家庭では、汚れた手で壁を触ってしまうので汚くなってしまいます。
しかし小さなお子さんがいないお家でも、自然とクロスは汚れていきます。
空気中に漂っている汚れが壁に付着して、汚れとして表れるのです。
よくわかるのがタバコのヤニ汚れ、ただの煙のようでありながら、明らかに壁に付着をして目に見えるヤニ汚れとなりますよね。
タバコを吸わないお家でも、同じように空気中の汚れは壁に付着するので、換気扇をかけていても料理に伴って出る煙や空気中に漂うホコリやチリ、カビの胞子や砂埃など、舞っている最中には目に留まることは少ないですが、確実に空気中に散乱しています。
これこそが壁につく汚れの原因なのです。
クロスにハッキリとした汚れがついているのではなく、くすんでいるように見える場合はホコリが原因かもしれません。
もしそうなら、壁を水拭きしてしまったりすると、ホコリがダマになりさらに壁に付着して取りづらくなってしまいます。
このような場合は、まずホコリを取り除くことが重要なポイントです。
掃除機を使ってホコリを吸い取る、はたきを使って払い落とすなど、クロスについたホコリをキレイにしましょう。
そしてビニールクロスなら、中性洗剤を水に適量入れて雑巾を浸し、きつく絞ったら拭いて汚れをさらに落としていきます。
クロスを自分で選んだ方なら知っていますよね。クロスは大きく分けると2つの種類があり、ビニールクロスと布クロスに分かれます。ビニールクロスだと水の染み込みが悪いので、雑巾などを使って水で拭いて汚れを落とすことが可能です。
もし布クロスだと水の染み込みが早いので、雑巾の汚れがそのままクロスに染み込んでしまったり、クロスが膨れ上がってしまうこともあります。
水を使った汚れの落とし方はビニールクロスに適した方法なので、布クロスには向いていません。注意をしてくださいね。
布クロスの場合は多少の汚れは消しゴムで落とすことが出来ます。部分的な汚れならこの方法がおすすめです。
クロスの汚れや、いつも触るスイッチ部分などが汚れている場合、ビニールクロスなら洗剤を使ってキレイにすることが出来ますよ。
重曹は弱アルカリ性で皮脂汚れなどの油汚れに効果があります。手垢の汚れも皮脂汚れですから、重曹を使って落とすことが可能です。
お掃除用の重曹をお湯で溶かし洗剤として使用します。落としにくい汚れであれば少量だけ手垢部分に直接吹きかけて雑巾ですぐに拭き取ります。
ビニールクロスの場合でも、洗剤を付けたままにしておくとふやけてしまう可能性があるので、漬け置きはやめましょう。
これでも落ちない場合は、ビニールクロスに凹凸が合って、その部分に汚れが入り込んでしまっている時、私は歯ブラシを使って汚れを取り除きます。
歯ブラシに重曹を付けて、気になる部分を力を入れすぎないように注意をしながら、軽くこすります。
大体の手垢汚れはこれでキレイになります。後はきれいな水で固く絞った雑巾で、洗剤残りがないようクロスの拭いたら終了です。
クロスを掃除する時は、どの様な汚れでも一度掃除機をかけてホコリを取り除いてから行ってください。
目に見えてなくても掃除をしていくうちにホコリが表れ、掃除がしにくくなってしまうことが多々あるので、ここもクロス掃除のポイントです。
壁にカビが発生してしまう事も少なくありません。例えば脱衣所、お風呂からの温かい空気や洗濯物の湿度などが原因となり、換気が上手くいっていないとクロスにカビが発生してしまうことがあります。
本来ならカビに一番よく聞くのは塩素系漂白剤ですよね。
私はお風呂掃除の扉部分に塩素系漂白剤を使用していたのですが、脱衣所の床のクロス部分にも付着してしまい、その事を知らずにいたので、時間を置いていざ掃除をしようと思ったら見事に床のクロスが剥がれ上がってしまいました。
クロスのカビ取りを行うならば塩素系漂白剤は避け、重曹やクエン酸を使用して黒ずみ落としを行ってください。
重曹もクエン酸も体に害のない洗剤なので、赤ちゃんやペットがいるお家でも安心して使用できるのが良い点です。
泡が汚れを包んで落としやすくしてくれるので、どちらか片方で落ちないときには、合わせ技で黒カビをキレイにしましょう。
この場合も汚れが落ちたら、重曹やクエン酸がクロスに残らないように、必ず拭き取ることを忘れずに行ッてくださいね。
タバコを吸う方がお家にいると、ヤニ汚れが気になります。ガッチリとついてしまったヤニ汚れは業者さんにお願いするか、クロスの張替えをするのが一番ですが、少しだけ付いた汚れなら自分で落とすことも可能です。
この時の洗剤は、スーパーやドラッグストアなどで販売されている、住居用の中性洗剤でOKです。
洗剤を汚れていない布巾に吹き付けて、壁をこすってみます。これで落ちない場合は直接クロスに吹きかけて、歯ブラシを利用して軽くこすって汚れを浮き上がらせてください。
後は水拭きで汚れと洗剤を取り除くようにして、拭き上げれば終了です。
このときのポイントも洗剤を長時間壁につけることはNGです。いくらビニールクロスでもクロスが浮き上がってきてしまったり、ふやけてしまうことがあり、そうなると汚れが中に浸透してしまう恐れもあります。
洗剤を吹き付けたらすぐに掃除をして拭き取ることを心がけてください。
またこすり過ぎも同じようにクロスをいためてしまう原因になります。ブラシを使う場合も布巾で拭き取る場合も、優しく行いましょう。