流し台にできてしまったサビ汚れ。綺麗に掃除をして、ピカピカのシンクを取り戻したいと思っている人もいるのではないでしょうか。
サビついた流し台だと見た目も良くありませんし、不衛生な感じがしてしまうものです。
ここでは、流し台のサビをメラミンスポンジや重曹を使って掃除する方法についてお伝えします。
食品を取り扱う場所であるキッチンのサビは、安心安全に綺麗にしたいもの。掃除の方法をチェックして、流し台の輝きを取り戻しましょう。
また、サビができないようにする日頃のお手入れについてもご紹介します。そちらも併せて確認して、ピカピカの流し台を保ちましょう。
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流し台の軽いサビはメラミンスポンジで掃除ができる
流し台についてしまったサビ、スポンジで擦っただけでは取れないこともあり、諦めてしまっていはいませんか?
一見落とすことができないように見えるサビでも、その度合によっては簡単に落とすことが可能なんですよ。
まずはついたばかりのサビの落とし方についてご紹介をいたします。
流し台についてしまったばかりのサビ、使い終わった缶類などを放置して、ついてしまったもサビなどは、まだ流し台の表面に付着したばかりの状態です。
この様にサビついたばかりの状態なら、表面のサビ汚れをメラミンスポンジを使用して落とすことができます。
サビ部分をメラミンスポンジを使用して、こすり洗いをしてみてください。
これで落とすことができない場合は、サビ汚れの付着が進んでいると考えられますので、次の方法を試してみましょう。
流し台のサビは重曹も掃除できる
メラミンスポンジを使っても落としきれなかったサビ汚れ。次は重曹を利用して掃除をしてみます。
方法はとっても簡単です。
- 重曹はそのまま気になるサビ部分にふりかけて、メラミンスポンジを使用してこすり洗いを行います。
重曹は水に溶かさずに使用することで軽度の研磨効果を得られるので、サビ汚れにも効果があるのです。
- メラミンスポンジだけでは落とすことができなかったサビ汚れも、重曹の研磨効果を利用してキレイにしましょう。
メラミンスポンジがない場合は、ラップやアルミホイルを丸めてスポンジ代わりに使用してください。
他の食器洗い用スポンジと違い、重曹を吸収することがないため、重曹の粒子を生かしてサビ落としに役立てることができます。
またラップやアルミホイルは接地面がしっかりとしていて、汚れを落とすことに向いている素材の一つなのです。
重曹と一緒に使用して、両方の良い点を生かしてサビ取りに役立ててくださいね。
流し台のサビを重曹で掃除する手順
流し台のサビに重曹が効果を発揮するということをご紹介しました。
そこで流し台のサビ取り、掃除の手順を詳しく説明していきます。
- サビがついてしまった流し台全体の汚れを落とします。普段どおりに流し台の掃除をして水を拭き取ってください。他の汚れはキレイにしてサビ汚れだけにしましょう。
- サビ汚れの部分に重曹を粉のままふりかけます。
- メラミンスポンジ、又は丸めたラップやアルミホイルを利用して、円を描くようにしてサビ部分を擦ってください。
- サビ汚れが無くなったと感じたら、水でしっかりとすすぎ洗いをします。他の場所へサビがうつらないようにしましょう。
- 水分を乾いた布巾で拭き取ったら終了です。
この様に重曹で使用してサビ汚れの掃除をしても、サビを落としきれない場合は少し頑固なサビ汚れになってしまっている可能性大です。
ホームセンターやドラッグストアなどでは、サビ取り専用洗剤が販売されていますので、そちらを使用してサビ取りをすることを考えてみてください。
流し台がサビてしまう原因
流し台のほとんどはステンレス製、ステンはサビると言ういう意味で、レスは「ない」を意味するため、それが合わさる「ステンレス」はサビないを意味するものです。
ではサビないはずのステンレス製の流し台に、サビがついてしまうのはなぜなのでしょうか。
考えられる理由の1つ目は「もらいサビ」です
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ステンレス自体にサビが生じたのではなく、他の金属のサビがステンレスに付着してしまった状態です。
この場合はサビ汚れが付着しただけなので、ついたばかりであればメラミンスポンジや、重曹を使って表面のサビ汚れをキレイにすることが可能です。
例えばヘアピンや缶類などに水が付着し、そのまま放置をしているとすぐにサビが生じます。そうするとステンレスやプラスチックにもサビ汚れが、ついてしまうというわけです。
次に考えられる理由は傷から水分が入り込みサビになってしまう場合です。
ステンレスの流し台は、全てが錆びにくい素材でできているわけではありません。表面を錆びにくい素材で覆っているのです。
そのため深い傷が入り、そこに水分が入り込んでしまうとサビが生じます。また表面の素材が剥がれてしまった場合も同じ様にサビが出てしまうのです。
流し台のサビを予防する方法
上記した流し台がサビてしまう原因がわかると、予防方法に対しても明確になります。
まずはもらいサビについて、もらいサビは他の素材のサビが流し台に移ってしまうことが原因ですから、流し台にサビがつくような素材を置かないことです。
汚れたものはすぐに洗って、水分を拭き取り元の場所やゴミ箱へと移します。
また水分がサビの原因ともなりますので、流し台を使用した後は水分をしっかりと拭き取ることも予防の一つです。これは水垢防止にもなり流し台をピカピカに保つために有効な方法ですね。
そして流し台自体にサビが生じる場合は表面の傷や、表面の素材を剥がしてしまうことが原因でした。
流し台を洗う際には、傷がつきやすいスポンジやクレンザーの使いすぎには注意をしましょう。
また塩素系漂白剤もステンレスの表面を溶かしてしまう恐れがありますので、使用する頻度や使い方については、充分に塩素系漂白剤の使用注意の部分を確認して使うようにしてください。