毎日使っているテレビなどのリモコン。気がつくと、チャンネルボタンの隙間にゴミなどが入っていたり、手垢で汚れてしまっていませんか。
実はリモコンにも掃除が必要です。さらに手で触るものなので、雑菌もたくさんついているので除菌もした方が良いのです。
しかし、ボタンがいっぱいついているリモコンを掃除するのは面倒だと感じる人も多いでしょう。
そこで今回は、裏技を使ったリモコンの掃除方法や除菌方法について説明します。
ただし、実際に裏技を使って掃除する時には注意しなければいけないこともあります。デメリットについても理解した上で掃除するようにしましょう。
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リモコン掃除に木工用ボンドを使用する裏技のやり方とデメリットについて
リモコンには、沢山の汚れが付いています。
一番多いのは手垢。手垢は黒いボタンのリモコンだとあまり目立ちませんが、毎日触っているリモコンは手垢だらけです。
そして、ホコリ。手垢や皮脂と混ざって付着することで、「フー」と息を拭いたくらいではびくともしない、こびりついた汚れになりますね。しかも、リモコンの隙間にどんどん入り込んでいくので、非常に掃除が面倒です。
リビングや食卓のテーブルに置かれたリモコンであれば、食べ物のカスや、醤油やスープなどの汁が付いている可能性もあります。
目に見える汚れの他にも、雑菌が付着しています。
雑菌の数は、何とトイレの5倍以上だとか…。
毎日使うリモコンなので、きれいに掃除をして大切に使いましょう。
リモコン掃除といえば、拭いたり、爪楊枝でボタンの間のゴミを掻き出したりするイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし今回は、知ったら誰もが試してみたくなるであろう、裏技的な掃除方法を紹介したいと思います。
使うのは、「木工用ボンド」です。
木工用ボンドを使った裏技リモコン掃除法
この掃除のメリットは、放置して置くだけでリモコンの隙間に入り込んだホコリやゴミまできれいに取り除くことが出来ること。ちまちました、細かい掃除は必要ないのです。
ただし、ボンドが乾くまで数日間じっと待たなければいけないこと、その期間リモコンが使えなくなること、ボンドの様子が気になって途中で触ったり、ティッシュで拭いたりすると、取り返しのつかないことになってしまうこと、などのデメリットもあります。
それを踏まえた上で、掃除の方法を紹介しますね。
- リモコンの電池を抜きます。
- リモコン全体(ボタンの上もまんべんなく)に木工用ボンドを塗布します。
- リモコンを安全な場所に置いて乾かします。
- 2日程放置した後、木工用ボンドが透明になって完全に乾いたのを確認してから、丁寧に剥がしましょう。
- ウエットティッシュや、布で水拭きをすれば完了です。
時間はかかりますが、木工用ボンドに汚れが沢山くっついて取れるので、1回でピカピカになります。
乾いたボンドが、まるでリモコンが脱皮したかのようにきれいに剥がれるのが面白くて、癖になりそうです。
裏技を使ってリモコンを掃除する時に気をつけること
木工用ボンドを使ったリモコンの掃除方法は、いかがでしたか。
面白そう!やってみたい!と思いますよね。
ぜひ、時間に余裕のある方は、やってみてください。
さて、リモコンを掃除するときには、上記の掃除の方法でもすでに触れていますが、「掃除をする前にリモコンの電池を抜くこと」を忘れないで下さい。
リモコンが入ったまま木工用ボンドを塗ってしまうと、誤作動が起きる可能性があります。また、故障の原因になることもないとは言い切れませんので、注意してほしいです。
時間をおいて、しっかり乾燥させた後、丁寧に木工用ボンドを剥がせば問題ないとは思うのですが、稀にボンドが隙間に入り込んでしまうことがあるかもしれません。
もしも、ボンドがしっかり乾ききっていなくて残ってしまった場合には、濡れた布巾やウエットシートで拭き取って下さい。
乾いた木工用ボンドが詰まってしまったときには、爪楊枝を使って掻き出しましょう。
この2点に注意すれば、裏技は確実に成功すると思われます。
ぜひ、挑戦してみて下さい。
リモコンの手垢は重曹を使って掃除しましょう
木工用ボンドがない場合、または木工用ボンドを使った掃除方法は不安だという時には、簡単に、重曹を使って基本の拭き掃除をしましょう。
水拭きだけで済ませていた方も多いかもしれませんが、リモコンについた手垢や皮脂汚れなどの酸性の汚れには、重曹を使うと効果的です。
重曹は家中のさまざまな掃除に役立つので、常備している方も多いのではないでしょうか。
それでは、掃除方法です。
【用意するもの】
掃除機(ハンディタイプが便利です)・重曹・スプレーボトル・綿棒・爪楊枝・布
【掃除の前に】
スプレーボトルに水200mlと重曹小さじ2杯を入れて混ぜ、重曹水を作っておきましょう。
【掃除の手順】
- リモコンの電池を抜きます。
- 掃除機の細いノズルを使ってリモコンの表面のホコリを吸い取ります。
- 固く絞った布に重曹水をスプレーして、リモコン全体を拭きます。
- ボタンの間に入ったゴミやホコリを爪楊枝で掻き出します。
- 重曹水を含ませた綿棒で、ボタンの間を拭きます。
- 再度、リモコン全体を重曹水をスプレーした布で拭きます。
- 最後に水拭きをし、乾拭きで水滴を全て拭き取ったら完了です。
リモコンの内部に水分が入り込まないように、布や綿棒は、固く絞ってから使うようにしましょう。
木工用ボンドを使った掃除方法よりは多少の手間と時間がかかりますが、きれいになります。
リモコンの除菌もできる裏技的グッズをご紹介します
リモコンの掃除には、専用の便利なグッズがあります。
粘着式のクリーナーで、スライムのような形状をしています。
このクリーナーは、凹凸のある場所にしっかりフィットして、ゴミやホコリを密着させて取り除くので、パソコンのキーボードやテレビのリモコンなどの掃除にはとても役に立ちます。
しかも、汚れをとってくれるだけではなく、除菌もしてくれるというので、優れものですね。
粘着力がなくなるまで、繰り返し使うことが出来るので、木工用ボンドで時間を掛けて掃除をするのはちょっと…。という方にはおすすめしたい商品です。
リモコンの汚れ防止のためにラップを使いましょう
リモコンは、汚れても水洗いが出来ないですし、掃除にも手間がかかります。
一度リモコンをきれいに掃除したら、リモコンが汚れないようにしっかり予防をしましょう。
専用のリモコンカバーを使えば、見た目も良く、シリコン素材のものは水洗いができて繰り返し使えるので便利ですが、ここでは自宅にあるものを使ってリモコンの汚れを防止する方法を紹介します。
使うのはキッチンで使う「ラップ」です。
リモコンにラップを巻き付けたら、ドライヤーの温風を軽く当てて、リモコンにフィットさせましょう。
リモコンをラップで包んだことで、汚れはつかなくなりますし、いつでもキッチンにあるラップを使うので、定期的に貼り替えるのも簡単です。
汚れたリモコンは、1回の掃除を念入りに頑張って、ラップで包んでしまいましょう。
これで、掃除の手間がかかる家電が一つ減りますよ。