部屋の壁紙にカビが生えた時の掃除方法とカビの除菌・予防方法

部屋の壁紙にカビが生えた時の掃除方法とカビの除菌・予防方法

部屋の壁紙にカビが生えてしいまったら、健康面や衛生面が気になってしまうものです。
綺麗に掃除をして、快適な生活ができるようにしたいと考える人もいるのではないでしょうか。

ここでは、壁紙にカビが生えてしまった時の掃除方法についてお伝えします。

部屋の壁紙にカビが生えてしまったときは、重曹やクエン酸を使えば掃除をすることができますので、正しい掃除方法を知って、お部屋の壁を綺麗にしましょう。

また、掃除をしたあとの除菌方法や、カビを予防する環境作りについてもお伝えしますので、そちらも参考にしてみてください。

カビを綺麗に除去することで、健康的で衛生的な生活ができるようにしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

布団に掃除機をかけてダニを吸い取るのは有効?ダニの駆除方法

毎日使用する布団は清潔な状態に保ちたいものです。 掃除機をかけてダニを吸い取ることで、ダニの駆除が...

天井掃除は便利なグッズを使って定期的に行うようにしましょう

天井は高くて手が届かないからと、掃除をしない人も多い場所の一つ。しかし、しばらく掃除していないとホコ...

部屋のカビを防止する方法。カビを知って発生させないようにする

部屋に発生するカビ。 見つけては掃除するの繰り返しではなく、カビを発生させない環境づくりをしましょ...

庭の落ち葉を効率よく掃除する方法や掃除のポイントをご紹介

庭掃除で意外と厄介なのが落ち葉。竹箒を使った掃除方法がメジャーですが、地面が砂利だったり柔らかい土の...

お風呂を大掃除する時は順番が大切!正しい順番を理解しましょう

年に一度お風呂の大掃除をする時、まず浴槽から掃除を始めるという人が多いのではないでしょうか。 ...

下水詰まりを解消できる道具とは?困った時のお助け道具をご紹介

トイレの水が流れないといった下水の詰まり。 一度はなんとか自力で解消できても、今後に備えて、下水詰...

下水の臭いが上がってくるときは業者に頼むべき?対処方法を紹介

洗濯機を置いている脱衣所から下水の臭いがしてくるときは業者に頼んだほうがいいのでしょうか? 臭...

車内掃除の時はシートの頑固な汚れも落とすことがポイントです

週末くらいしか車に乗ることがない人も多いかもしれませんが、思ったよりもシートは汚れています。そのため...

神棚の掃除は夜でもいいの?神棚掃除の時間帯と掃除ポイント

大掃除の際に神棚を綺麗にしたくても、神棚担当の旦那さんが仕事が忙しく、夜しか掃除する時間がないという...

洗剤を使いやすくポンプ式に。100均の「使える」詰め替え容器

買ったままの食器用洗剤はキッチンに置いておいても、生活感が気になるという方もいると思います。洗剤類の...

玄関で掃除機を使いたいときは?ノズルを変えて掃除しましょう

玄関の掃除も掃除機を使いたいけれど室内と同じノズルでかけるのは抵抗がありますよね。 しかし、掃...

掃除しても発生するほこり。毎日イライラしないで過ごしたい

掃除をきちんとしているのに、どうしてほこりって毎日毎日アチラコチラに発生するのでしょうか? 部...

掃除と片付けの違いは?違いはあれど両者は切っても切れない関係

掃除と片付けはどんな違いがあるの?どちらも同じことでは?その気持ちよくわかります。どちらも部屋を綺麗...

書類整理に便利な100均グッズとおすすめアイデアをご紹介

子供がいると幼稚園や学校から毎日のようにプリントが来て、きちんと整理できないママも多いのではないでし...

箒掃除のコツ!掃除場所や箒の種類によって掃除方法も変わります

店頭には最新式の掃除機が並んでいますが、あえて箒での掃除をおすすめします。 コツさえつかめば掃...

スポンサーリンク

部屋の壁紙にカビが!重曹とクエン酸を使った効果的な掃除方法

梅雨時期など湿気の多い時期になると気になるカビ問題。

また、最近では断熱性の高い住宅も多く、換気機能の整っていない住宅だとすぐにカビができてしまうなんてこともあると思います。

そんなカビが部屋の壁紙にできてしまうと、衛生的に考えてもなるべく綺麗に掃除したいですよね。

そこで今回は、部屋の壁紙にカビができてしまった場合の効果的な掃除方法についてご紹介します。

使う洗剤は、「重曹」と「クエン酸」の2つ。

重曹とクエン酸は、エコ洗剤として万能且つ安全性も高く、小さなお子様のいるご家庭でも安心して気軽に使うことができます。
また、重曹とクエン酸は100均などで購入することができます。

それでは、掃除の手順をご紹介します。

壁紙にできたカビの掃除方法

  1. 重曹スプレーを作ります。
    スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1を入れて混ぜます。
  2. 次にクエン酸スプレーを作ります。
    同様に、スプレーボトルに水100mlとクエン酸小さじ1を入れて混ぜます。
  3. 1と2で用意したそれぞれのスプレーをカビに交互に吹きかけます。
  4. 10分程度時間をおき、水に濡らした雑巾でカビを拭き取ります。
  5. 最後に乾いた雑巾で壁紙の水分をしっかりと拭き取ります。

また、壁紙に水分が残っているとカビ再発の原因の一つとなります。
掃除の最後には必ず乾いた雑巾やタオル等で充分に水分を拭き取るようにしましょう。

部屋のカビを掃除したあとはエタノールで除菌

カビの掃除後は、しっかりと除菌をすることもカビの再発を防ぐ上で大切となります。

除菌の方法には様々な方法がありますが、オススメは「エタノール」を使う方法です。

エタノールは採血の際などに消毒用としてよく利用されていますが、実はカビ菌を死滅させる効果も高く、カビの再発防止にも活用することができます。

また、エタノールは揮発性が高いため使用後も乾拭きをする必要がなく、除菌に手軽に使うことができます。

一方で、エタノールを除菌に使用する場合には、80%程度の濃度に薄めたものを使用するのが最も殺菌効果を得られると言われています。

市販で既に薄められているものを購入することもできますが、自分で薄めるという方は、8対2の割合で薄めるようにしましょう。

エタノールでカビの除菌をする場合にはいくつの注意点

火気のある所での使用厳禁

エタノールは引火性があるため、火の近くでの使用は厳禁です。
火気がないことを確認の上で使用するようにしましょう。

素材に注意すること

エタノールは、ワックスが塗布された床やアクリル製のプラスチック等には使用することができません。
変色等に気をつけながら使用するようにしましょう。

他の洗剤や薬品との併用厳禁

有毒ガス発生防止のためにも、使用の際には他の洗剤や薬品との併用は避けるようにしましょう。

部屋のカビ掃除をするときは

部屋のカビ掃除を行う際には、いくつかポイントがあります。

せっかくのお掃除がカビを繁殖させる原因に…。なんてことにならないためにも、以下のポイントを参考にお掃除を進めていきましょう。

部屋のカビ掃除をする際のポイント

まずは換気から始めること

部屋にカビができてしまうということは、カビの原因となる「胞子」が空気中にいるということになります。
そんなカビの原因となる胞子を取り除く上では「換気」がとても重要となります。

換気をして部屋の空気を入れ換えることから始めることで、カビの原因となる菌を取り除くことができ、掃除後の再発予防に繋がります。

掃除機の前には必ずフローリングワイパーをかけること

先述したようにカビ掃除には原因となる胞子を取り除くことが重要となります。
そのため、床に落ちている胞子を舞い上げてしまうような行動である掃除機を最初にかけることはNGです。

まずは、フローリングワイパーである程度のゴミを取り除くようにしてから掃除機をかけるようにしましょう。

水拭き後には乾拭きをすること

水分が残っているとカビ再発の原因となります。

水拭きの際には、タオル等をしっかりと絞ったものを使用し、水拭き後は必ず乾拭きや除菌なども合わせて行うことが大切です。

カビが好む環境について

これまでカビの掃除方法や除菌方法などをご紹介してきましたが、「カビ」は、ある一定の条件が揃うと一気に繁殖してしまいます。

そこで、こちらではカビが繁殖しやすい条件やカビが発生しやすい時期など、カビが好む環境についてご紹介したいと思います。

カビのことをよく理解し、カビ予防に役立てましょう!

カビが繁殖してしまう条件

60%を超える湿度

みなさんもよく知っている通り、浴室などカビは湿度の高い環境を好みます。
中でも、湿度60%を超えるとカビは活発になり、80%を超えるとあっというまに繁殖してしまいます。

26℃~28℃程度の気温

人間にとって快適に暮らせる温度は、カビにとっても最適な環境となります。
特に、26~28℃程度の気温は最もカビの生育に関係すると言われています。

ホコリや食べカスなどのゴミ

カビは、パンやご飯などの食べ物の食べカスのほか、ホコリや皮脂汚れなど様々なものから栄養を取り繁殖していきます。
家の中にある汚れはカビの栄養となってしまうということを認識する必要があります。

カビが発生しやすい時期

カビが発生しやすくなる時期は、みなさんご存知の通り「梅雨」の時期です。
雨の日が続き湿気が多くなりやすい梅雨の時期は、カビにとって絶好の環境となります。
一方で、乾燥で悩むことの多い「冬」はカビが発生しにくい環境と思いがちですが、最近の住宅は断熱性の高い住宅が多く、湿気がこもりやすくなっています。

そのため、冬であっても条件さえ揃えば、あっというまにカビは発生し繁殖してしまうのです。

部屋のカビを予防する方法

上記でもご紹介したように、カビは一定の条件が揃うとあっというまに繁殖してしまいます。
そのため、カビの発生や繁殖を予防する上では「カビが好む環境を作らないこと」が重要となります。

部屋のカビ予防をする上で大切なポイントは3つ。

  1. 湿度を60%以下にすること
    湿度を簡単に下げたい場合には、窓を開けるのがオススメです。
    晴れている日には、窓を開けるようにし空気を入れ換えるようにしましょう。
    また、除湿機がある場合にはそちらを利用するのも良いでしょう。
  2. 温度は25℃以下を意識すること
    冬など外気温が下がる時期には部屋の温度を上げてしまいがちですが、なるべく25℃以下を意識するようにしましょう。
    しかし、意識しすぎてしまうと体調に関わる場合もありますので、あくまでも無理をしない程度に行うようにしましょう。
  3. 掃除は定期的に行うこと
    カビ予防をする上ではカビの栄養分となるものを取り除くことが欠かせません。
    定期的な掃除を心がけ、ゴミや汚れを残さないようにしましょう。
    カビ予防は、日々のちょっとした工夫と心がけで簡単に行うことができます。

健康的で快適な生活を送るためにも、これを機に予防を始めてみてはいかがでしょうか。

日常の掃除のコツカテゴリの最新記事