いろいろな場所の掃除に使用できる便利なエコ洗剤「重曹」ですが、実は窓の掃除にも使うことができます。
特に、窓の内側は手垢などの酸性の汚れなので、重曹を使って掃除することが効果的なのです。
今回は重曹を使った窓の掃除方法と注意点について説明します。窓ガラスを掃除する時には重曹スプレー水を使用するようにしましょう。粉のまま使用することはNGです。
また、窓ガラスだけではなく、サッシや網戸を掃除する時にも重曹は使えます。その掃除方法についても説明しますので、窓全体をきれいにするようにしましょう。
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重曹を使った窓ガラスの掃除方法
「お掃除」と聞くと、何気に重曹を思いつく人もいると思います。重曹を使って、お部屋の様々な箇所を綺麗にすることは確かに可能になってきます。
窓ガラスも重曹で十分掃除することができます。
窓ガラスの内側の汚れは、皮脂というしつこい汚れがついてしまいます。そのしつこい汚れを見事にとってくれるのが、重曹を使ったお掃除方法になります。
その場合は、重曹水をつくり、プラスクエン酸水も作る必要があります。割合は、重曹小さじ2に対し、水は200ml、クエン酸は水200mlに対して小さじ1になります。
それぞれをスプレーボトルに入れて、窓の内側にスプレーしていって下さい。まず、重曹水をふりかけて、濡れた雑巾で汚れを拭いていきます。次に、クエン酸水をふりかけていきます。最後に乾拭きをして終了です。
窓の掃除に重曹を使用する場合の注意点
お部屋のお掃除にはかかせない重曹。その重曹も「重曹水」として使用する必要があります。
重曹はそのまま使用してしまうと、窓ガラスに傷をつけてしまいます。そうしない為にも、「重曹水」で窓ガラスを綺麗にしていく必要が出てきます。
窓ガラスを重曹水を使用してお掃除する時は、スクイージーを利用すると、手軽にお掃除することができます。
このスクイージーは100均でも売っているので、安い値段でお掃除道具が揃います。雑巾で窓ガラスをお掃除するのも飽きてきた、手が荒れてしまう、そう感じている人は、100均でスクイージーを買って窓ガラスのお掃除に役立ててみてはいかがですか。
窓のサッシや網戸の掃除にも重曹が使えます
玄関、窓ガラスのお掃除にも利用できる重曹。その重曹は、窓ガラスだけではなく、窓のサッシや網戸の掃除にも使えます。窓ガラスだけではないので、範囲が広くなってきて、お掃除も楽になってくると思います。
掃除に重曹を使う方法
窓ガラスの時
- 重曹水を作って、スプレーボトルに入れたものを作る
- 布に重曹水を湿らせて、窓ガラスを拭いていく
- 乾いたタオルなどで湿気をとっていく
窓サッシ
- 重曹3、水1の割合の重曹水を作る
- 窓サッシに重曹水をふりかけ、歯ブラシで汚れをとっていく
- 汚れが落ちたら、乾いたタオルなどで水分をとっていく
網戸
今度は重曹の粉を使用します。
- 湿っているスポンジに重曹の粉をふりかける
- そのスポンジで網戸の汚れを落とす
- 乾いたタオルなどで湿気をとっていく
窓の掃除に便利なグッズ「スクイージー」の使い方について
窓のお掃除に重曹水があると、楽にお掃除が済んでしまいます。でも、窓を掃除するのに、いつもタオルや布ばかり使っていると、手にもあまりよくありませんし、自分の身長のことも考えなくていけないので、少し「面倒くさい」という気持ちがありませんか?
「スクイージー」を利用して、あなたの悩みを解決していきましょう。
上記でも簡単に紹介させて頂きましたが、スクイージーという100均でも手に入る、経済的なお掃除道具があります。日常生活の中では、ビルの窓を拭くのに、よく使用されているお掃除のアイテムになってくると思います。そのお掃除アイテムをあなたのご家庭でも使用して、より楽に窓掃除を済ませていきましょう。
お掃除をする時は、重曹水を窓にふりかけ、上から、左から右の順番にお掃除をし、その後、上から下へと拭いていくのが、適切な使い方になります。
また、購入時の注意ですが、スクイージーのゴムがまっすぐになっているのか、確かめてから購入しましょう。
窓ガラスのしつこい汚れには「セスキ」を使って掃除しましょう
重曹を使用して窓ガラスをちゃんと掃除しているのに、それでもしつこい汚れがあって、困っている。では、セスキ炭水ソーダを使って、その問題を解決していきましょう。
窓ガラスの内側は、小さなお子さんなどもいると、手垢などがついていて、中々その汚れが取りにくい状態にあると思います。重曹水を使っても難しい場合は、セスキ炭酸ソーダを使用して、そのしつこい汚れをとっていきましょう。
セスキ炭酸ソーダのメリットは、それほど強いアルカリ性の洗剤ではないので、手に優しいところかと思います。その点、安心してこの洗剤を使用することができると思います。
始めは上記でも紹介しているスクイージーを使用してお掃除をし、最後にふきんを使用してお掃除をしたら、しつこい汚れもとれていると思います。その際、水気を取るために、乾いたタオルなどで、最後に乾拭きをすることも忘れないで下さいね。
窓の内側の汚れには、重曹水がお勧めな事、また、窓のお掃除には、スクイージーが安くて、窓のお掃除を楽にしてくれるアイテムであることを紹介してきました。読んでいて、「これなら私でもできる。やってみよう」と思われたでしょうか?重曹水で対応できなくても、セスキ炭酸でも窓の汚れは対応できるので、必要な情報がちゃんと手に入りましたね。窓掃除がこれまで以上に楽になるのではないでしょうか。