居間の掃除ってやってもやっても、散らかるし、汚れるんですよね。
だから、声を大にして言います。
割り切って掃除をしよう!と言うことを。
絶対に散らかるし、汚れます。居間って。
だって家族の共有スペースですからね。
ですから、家族みんなで居間が散らからず、掃除しやすい空間を作るという共通認識を持って、生活するようにしましょう。
ママだけ頑張って掃除をしても、キレイで清潔でスッキリしている居間を保つことはできません。
そして、掃除をしないでキレイを保つ方法もありません。
ですが、掃除をしやすくするコツ、手順、方法、メリットはたくさんあります。
今回は、リビングの掃除を簡単に、そしてリビングの空間を散らからない空間にするための考え方を伝授いたします。
最後まで読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
関連のおすすめ記事
居間の掃除を負担に思わずに行う方法
普段から居間で過ごす時間が長いからこそ、どうしても掃除しないわけにはいきませんよね?とはいえ、よほどのキレイ好きや掃除が趣味だという人でもない限り、掃除とは実に面倒臭いものです。掃除と一言で言っても、やり方次第でパパっと短時間で終わらせることが可能ですので、「毎日これさえやっておけばOK」というラインを決めてルーティン化するのが、掃除することを負担に感じずに毎日行うコツです。
居間の掃除は、床とテーブルをメインと考える
フローリングの面積が広いお宅では、毎日掃除機をかけなくても、フローリングワイパーでササッとホコリを取り除くだけでOKにします。そのうえで、週末などに週に1回掃除機をかければ十分です。朝起きてまず最初にフローリング全体をフローリングワイパーで掃除することによって、夜中のうちに床に溜まったホコリを舞い上げることなくキレイにすることができます。
また、食べこぼしや手垢などが気になるテーブルは、汚れが付いた段階で早めにキレイに拭いておきましょう。
家電や棚のホコリはサーッとなでるだけ
棚や静電気によって家電についたホコリもけっこう目立つものです。時間に余裕のある時は、ハンディモップなどで軽くなでてホコリを取り除いておきましょう。
居間をキレイに保つ方法は掃除ではなくモノが少ないということ
片付けても片付けても部屋が散らかってしまうのは、単純に居間に物が多すぎるからかもしれません。収納しきれずに溢れた物を、何気なく置きっぱなしにしてはいませんか?
収納スペースに収まりきらないほど物が多い場合は、安易に収納スペースを増やしてはいけません。スペースに余裕が生まれると、人間は不思議なもので「まだこれだけ増やしても大丈夫!」と都合よく捉えてしまうので、気付けば物が増え続ける原因にも。
居間をキレイな状態に保つには、こまめに掃除をするだけではなく、物を減らして散らかりづらい仕組みを作る必要があります。「いつか使うかもしれない物」の出番がくることは、残念ながらほぼありません。必要最低限の物しか置かないようにして、使ったら元に戻すを徹底すれば、必要以上に散らかることはなくなるでしょう。
居間の掃除を負担に思わなくなる方法
「わざわざ掃除をしなければならない」という思いが、余計に掃除する負担を大きくしているのでしたら、掃除を掃除と思わないほどに手軽に掃除が済んでしまうような工夫をする必要があります。掃除がラクになるグッズをとことん利用して、なるべく掃除を負担に思わないようにしましょう。
- ちょっとした掃除にはハンディタイプの掃除機を活用する
お菓子の食べこぼしなどを掃除するのに便利なのが、ハンディタイプの掃除機です。いちいち重たい掃除機を取りに行く手間もなく、使いたい時にサッと手軽に使うことができるので、我が家ではかなり重宝しています。
- カーペットや絨毯にはテレビを見ながらコロコロがけ
手軽なお掃除グッズとして定番のコロコロ転がすタイプの粘着シートですが、掃除機をかけない日はコレでホコリや髪の毛を取り除くだけでヨシとしましょう。
- 手袋や軍手でサッとホコリ取り
ハンディモップなどを使わなくても、使わない手袋や軍手をはめてホコリの気になる場所をなでるだけで簡単にキレイにすることができます。棚に飾ってある小物や写真立てなどの掃除にも向いています。
居間の掃除をスムーズに
床掃除をする際は、いちいち物をよけながら掃除をすると、その分だけ時間も手間もかかってしまいます。掃除のしやすさから言えば、なるべく床に物を置かないようにしたほうが良いでしょう。壁際に観葉植物を置いてしまうと、裏側にホコリが溜まりがちになるので、少し手前に置いて後ろのスペースも掃除しやすいようにします。
居間に収納家具を置くことにより、必然的に物が増えてしまい、その分散らかりっぱなしになる割合が高くなるので、もしも収納家具を置くのであれば、必要最低限の物がしまえる程度の小さめの物にしましょう。
掃除を始める前に物を片付けるというひと手間がなくなると、それだけでも掃除がうんとスムーズになりますよ。
居間の掃除はママだけ頑張ってもキレイを保つことはできない
居間の掃除をラクにするためとは言え、頻繁に使う物まで何でもかんでもしまいこんでしまうと、使い勝手がすこぶる悪くなってしまいますよね。よく使う物に関しては、フタ付きのカゴやボックスを利用して、定位置を決めておくことで、必要以上に部屋が散らかるのを防ぐことができます。
いくらママだけが頑張ったところで、家族の強力なしではキレイな状態を保つことはできません。毎日一生懸命片付けている物の大半が、自分以外の誰か(夫や子供)が出しっぱなしにした物なのだとしたら、せめて自分で使った物は自分で元に戻すというルールを決めて、実際に習慣化させる必要があるのです。
そのためには、なんでも事細かに分けて収納するのではなく、子供にでもわかりやすいように、大まかにでも物の定位置を決め、迷わずに片付けられる仕組みを作ってあげれば良いのです。子供がまだ小さなうちは、子供専用の箱を1つ用意して、使い終わったら自分でおもちゃを片付けさせ、やがて少し成長したら、今度は箱を増やして種類ごとに分けて片付けられるように教えてあげると、子供でも自分で片付けられるようになります。
子供ばかりではなく、もちろん夫の強力も不可欠です。お父さんが服は脱ぎっぱなし、物は出しっぱなしでは、子供に片付けなさいとは言えませんよね。
家族みんなでくつろぐ居間の居心地を良くするためには、散らかりにくくて掃除しやすい環境をキープするという意識を共有することが、最も重要なことだと言えるでしょう。