この前掃除したばかりなのに、もう汚れていると感じるのが玄関ではないでしょうか。
玄関はドロ汚れがあったり、砂だらけだったり、隅っこにほこりがたまったりと掃除がしにくい場所でもあります。
玄関掃除にオススメなのが新聞紙を使った掃除方法です。
ホウキではいたときに、砂ぼこりが舞い散るのを防いでくれます。
早速新聞紙を使った、簡単な玄関の掃除のやり方をみていきましょう。
新聞紙が玄関掃除にオススメな訳もご紹介します。
いつもの玄関掃除の時間短縮にもつながるオススメな掃除方法でした。
また、げた箱にも新聞紙が活躍します。その使い方もご覧ください。
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玄関の掃除に新聞紙がオススメな訳
新聞紙を使った掃除方法は和室の掃除方法として昔から知られていますが、玄関の掃除にもオススメです。
玄関の汚れといえば、砂や泥、埃などです。ペットを飼っている場合は、動物の毛も原因の一つです。これらの汚れは、外からの風やほうきで掃くと舞い上がってしまうので、掃除をしにくいものです。
新聞紙を使って玄関掃除をするときは、新聞紙を濡らしてちぎって使います。
掃除方法は撒いた新聞紙をほうきでゴミと一緒に掃くだけという簡単さです。
濡らした新聞紙が、砂や埃の舞い上がりを防止してくれます。新聞紙のインクには汚れを吸着する効果があるとされているので、玄関掃除に洗剤を使わなくてもきれいにすることが出来ます。
また、泥汚れが付いている場合は水を使って掃除したくなりますが、玄関は沢山の水を使うのが難しい場所です。そこで、濡らした新聞紙を使えば、少量の水で泥汚れを効果的にきれいにすることが出来ます。
ざらざらした素材のタイルも増えていますが、雑巾で拭くと繊維がタイルのざらざらに引っかかって余計大変になってしまう場合もありますが、新聞紙の場合はそんな心配もありません。
玄関の砂や泥汚れは汚れた掃除道具の後処理が面倒ですが、新聞紙なら掃除後は捨てるだけなので、雑巾やモップで掃除するよりも後処理が簡単です。
新聞紙を使った玄関掃除のやり方を紹介
新聞紙を使った基本の玄関掃除の仕方は、濡らした新聞紙をちぎってたたきに撒き、ほうきで掃いて、ゴミと新聞紙を一緒にちりとりで取るだけです。これだけで砂やほこりを舞い上げることなく掃除が出来るようになります。
玄関の軽い泥汚れ掃除の場合は、新聞紙を雑巾代わりに使います。
新聞紙を雑巾サイズまで折りたたみ、水で濡らしてから絞ってから、雑巾で掃除する要領でたたきを掃除をします。
泥が乾いて固まってしまったような汚れの場合やもっと簡単に済ませたい場合は、濡らした新聞紙をたたきの上に広げて汚れに湿布をします。少し時間を置いてから、ゴミや汚れと一緒に新聞紙を集めて、そのまま捨てるだけです。ゴミや埃がひどい場合は最初に濡らした新聞紙をちぎって撒き、掃いてから濡らした新聞紙を広げた方が良いでしょう。
水分が残ったときは自然乾燥でも構いませんが、気になる場合は乾いた新聞紙で乾拭きすると、すっきりします。
玄関掃除とセットでげた箱の掃除もしよう。げた箱にも新聞紙がオススメ
げた箱の中は、靴底についていた砂や小石が落ちている場合も多いです。玄関掃除をするときは、げた箱の掃除も忘れずに行いましょう。
げた箱の中身を全て出します。この時、靴を靴箱に入れて収納している場合は、靴箱から靴を取り出して靴箱内も換気します。
ハンディモップや小さいほうきなどで棚板の上のごみを掃いて、固く絞った雑巾でげた箱の中全体を拭きます。下駄箱内が湿気でカビっぽい場合は、アルコール除菌スプレーを吹きかけて拭きます。拭き終わったら下駄箱の扉を開けたままにして乾燥させます。乾燥させている間にもう履かない靴の選別を行うといいでしょう。
げた箱の中が乾燥したら、棚板の上に新聞紙を敷きます。新聞紙は次回の掃除を楽にする目的と、新聞紙の吸湿効果を利用するのが目的です。敷く新聞紙は1枚ではなく数枚重ねておけば、表面が汚れたらその1枚だけを取り除くだけで済みます。
新聞紙だけでも吸湿効果はありますが、重曹をプラスすると吸湿消臭効果が期待できます。入れ物に重曹を入れてげた箱内に置きましょう。乾燥させたお茶殻やコーヒーカスにも消臭効果が期待できます。
玄関の頑固な汚れには洗剤を使う方法
汚れが頑固で新聞紙での掃除方法では効果が感じられない場合は、洗剤を使う方法もあります。洗剤を使う前にはたたき部分の材質をチェックしてください。一般的な素材の場合はあまり心配ないと思いますが、天然石や特殊な素材の場合は注意してください。
玄関の頑固な汚れには、中性洗剤を水で薄めて使ってください。洗剤を使って掃除する場合、まずは掃き掃除をしてゴミを取り除きます。その後、水で薄めた中性洗剤で掃除をします。床材の表面が滑らかな場合は雑巾を濡らして拭き掃除をします。
床材の表面がざらざらしている場合は、雑巾を使うと逆効果になってしまうので、水で薄めた中性洗剤を汚れの上に垂らしてデッキブラシで擦ります。擦り終わった後は水で流します。賃貸などで水を流せない場合は、新聞紙や乾いた雑巾で水分をふき取ります。この時雑巾は押し当てるようにして使いましょう。
なお、洗剤を使って掃除した後に水を流せる場合でも、玄関の周りに植木鉢や物を置いてある場合は洗剤液が影響する場合があるので注意してください。
玄関の汚れの原因は何?掃除機を使う手もあり
玄関掃除には掃除機を使う方法もあります。タイル自体はあまり汚れていなく、砂などのゴミがある程度なら、掃除機をかけるだけでも良いでしょう。掃除機なら部屋や廊下の掃除の延長で出来るので手間がかかりません。
玄関のたたきに掃除機のノズルを直接つけるのが気になるという場合は、ホームセンターなどに使い捨て出来るノズルが販売されていますので、そういうものを使うと良いでしょう。使い捨てノズルはヘッド部分を取り外した先端に取り付ける物なので、トイレットペーパーの芯とテープで代用することも可能です。
玄関は靴の裏についた砂や泥が外から持ち込まれて汚れが目立つ場所です。お客様がきたときにも最初に見られる場所なので、汚れていると気になる場所ですよね。そんな玄関をこまめに掃除出来ればいいですが、なかなか難しい人も多いでしょう。
玄関の外に玄関マットを置いて、玄関に入る前に玄関マットの上で靴の汚れを落として貰えれば、玄関が汚れにくくなります。日々の掃除も大切ですが、汚さない対策をすることで家事が少し楽になるでしょう。