仕事をしていると、なかなか掃除する時間もないという人も多いのではないでしょうか。
そのため、時間がある時にすぐに取り出しやすいように掃除道具を収納しておくことがポイントになります。
しかし、リビングに掃除道具を置くのはちょっと抵抗がありますよね。
そこで今回は、リビングの掃除道具の基本的な収納方法やおすすめの場所について説明します。見えない場所に上手に収納しましょう。
また、おしゃれな掃除道具をそろえて「見せる収納」にするという方法もあります。
最後に一番おすすめの収納方法をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
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リビングの掃除道具は見えない場所に収納することが基本です
リビングに掃除道具を収納する場合、ただ隠せばそれで良いというものでもありませんよね。
リビング用の掃除道具は収納する定位置を決めよう
たしかに見た目には気にならなくても、あまりに手の届きにくい場所に押し込んでしまっては、掃除をするたびに取り出すのが面倒になり、掃除の頻度が下がってしまう可能性もありますので、使い勝手も考慮して収納場所を選ぶ必要があります。
一つの場所で使う掃除道具は何箇所にも分けて収納せず、リビング用はひとまとめにして一箇所に収納しましょう。定位置を決めておき、使ったあとは同じ場所に戻すのを徹底することで、使う時もサッと取り出せるので、気になった時に掃除をする習慣が身に付きます。子供でも手の届く場所にまとめて収納することで、汚したら自分で掃除をするクセをつけさせるのも良いでしょう。
リビングの掃除道具を使いやすいように隠して収納しましょう
掃除道具を一箇所にまとめて置いておける場所がない場合は、それぞれ使う場所の近くに収納するのも良い方法です。
我が家には小さな子どもがいるのですが、いつもカーペットや絨毯の掃除に使われることが多い粘着シート(いわゆるコロコロ)を使って遊んでしまうので、収納場所に困っていました。ある時ふと、リビングの手の届かない場所=テレビの裏だ!ということに気付いて、それ以来そこが定位置になりました。
我が家のように小さな子どもがいる家庭では、掃除道具を見える場所に収納してしまうと、お客さんが来た時の見栄えの問題だけではなく、子供が遊び道具として使ってしまう心配も出てきますよね。掃除道具は使う場所に近くて、なおかつ見えづらい場所に収納する工夫も必要です。
床掃除に使うフローリングワイパーは、いちいち掃除機を引っ張り出さなくても掃除ができる便利なアイテムですが、ただ出しっぱなしにしておくのもちょっと気になりますよね。しかも、こちらも子供のイタズラに使われる率が高いため、我が家では安易に手の届きやすい場所に置いておくこともできません(過去に子供に折られました)。
狭い場所にも収納することが出来る形状を生かして、現在では子供の背丈では手が届かない、家具の隙間を定位置としています。
リビングの掃除道具を「見せる収納」でインテリアの一部にしてみませんか
リビングに掃除道具を収納するスペースが見つからない場合は、おしゃれな掃除道具を選んで、あえて「見せる収納」としてしまう方法もあります。
お風呂場に設置されているバーのようなものをリビングの壁に設置して、掃除道具を一箇所にまとめて吊るして収納することで、インテリアの一部として違和感なく収納するという上級技もあります。ただ普段お使いの掃除道具を吊るすのではなく、どうせならデザインにもこだわって選びたいですね。
リビングの角のちょっとした死角に掃除道具を収納する場合は、手前にすのこなどを置いて目隠しをするのもオススメです。使いたい時にはすのこをよけるだけなので、掃除機やフローリングワイパーをまとめて収納しておくのにも適しています。見せる収納を意識するなら、すのこをリビングの雰囲気に合わせてペイントするのも良いですね。
掃除機もスティックタイプの洗練されたデザインのものを選べば、リビングに立てかけてあっても気になりづらいでしょう。
掃除道具の収納グッズをDIYしてみましょう
掃除道具を収納するためだけにわざわざ収納棚を購入するくらいならば、自分で使い勝手良くDIYしてみませんか?100均グッズを利用すると、初心者にも簡単に作ることができます。
先ほどのバーを使った見せる収納ですが、100均のおしゃれなフックと板を使って吊るす収納にすることも可能です。フローリングワイパーやコロコロも、むき出しのままではなく、100均グッズを組み合わせて専用のスタンドを作って収納することで、インテリアの一部としてお部屋にも馴染むでしょう。一緒に交換用のシートも収納できればさらに使いやすくなりますね。
リビングの掃除道具の一番おすすめな収納方法はコレ
リビング掃除の主な目的は、溜まったホコリや手垢を取り除くことにあります。キッチンやトイレ・お風呂場といった汚れがつきやすい場所と違って、極端にひどく汚れがこびりつくことも少ないので、洗剤や掃除用スポンジなどの細々とした掃除道具はあまり必要ない反面、掃除機やフローリングワイパーといった大きめの掃除道具を使う頻度は高くなります。
掃除道具を見えないように隠したり、反対にインテリアの一部としてあえて見せる収納にしたりするのも良い方法ではありますが、もっとも手っ取り早く簡単なのが、カゴなどにすべてまとめて収納する方法です。
そのままリビングに置いておいても支障がないようなおしゃれなフタ付きのカゴや、中に収納できるタイプのスツールを使うことで、違和感なく掃除道具を収納することができます。ハンディモップやコロコロ、フローリングワイパーの交換用シートなどもまとめて入れて、あとはフタをしておしまいなので、これぞ究極の目隠し収納ではないでしょうか?
それぞれの定位置を決めて、使いたい時にサッと取り出せて気軽に掃除できるように収納することが、掃除道具の一番正しい収納方法だと言えます。汚れをためずに気になった時にこまめに掃除ができるように、使い勝手を考えながら収納するように心がけましょう。